お金は、使えばなくなる。
時間は、過ぎれば戻らない。
愛は、気づいたときには終わっていることがある。
でも。
知らない街で、知らない朝を迎えた記憶は、
誰にも奪えない。
雨のリスボンで、傘を持っていなかった夜のこと。
言葉が通じない屋台で、なんとなく笑い合えた瞬間のこと。
乗るはずじゃなかったバスが、とんでもない絶景に連れていってくれたこと。
そういうものが、
ぜんぶ自分の中に積み重なっていく。
財布が軽くなるたびに、
なぜか心が重くなる感じがしない。
旅は、消費じゃない。
蓄積だと思う。
会社を辞めた。
計画は立てなかった。
後悔は、今のところない。
気の向くままに動いていたら、
気づいたら世界中にいた。
このブログは、そういう話を書いていく場所だ。
役に立つかどうかはわからない。
でも、どこかで「行ってみようかな」と
思う人がいたら、それでいい。
— トラベルマン
